歴史が凝縮した街「尾道」

天寧寺と尾道水道。

広島県尾道市は年間670万人の観光客が訪れる。
尾道の歴史はとても古く、その歴史を感じれる場所が多数ある。
観光の定番は千光寺山ロープウェイで山頂駅まで行き、千光寺公園から尾道水道を眺め文学のこみちを通り千光寺と天寧寺を観光し猫の細道を下って行くルートで坂を上らず楽しめる。

千光寺公園より撮影。
天寧寺と尾道水道。
猫の細道では猫が気持ちよさそうに寝ていた。

 

尾道の歴史を見る上で訪れたい場所として尾道で一番古いお寺「浄土寺」がある。

推古天皇24年(616年)聖徳太子が開いたとも伝えられ近世以前の寺院景観が残る事から境内地(土地)から国宝に指定されている。
境内地から国宝に指定されているのは他に京都の清水寺のみで浄土寺の貴重さがうかがえる。

 

鎌倉時代は現在商店街になっている中心地辺りまで海であった事がわかる場所も残っている。

その一つが八阪神社(厳島神社)の石垣で当時ここが海との境界である岸壁であった。
他にも船着き場になっていた階段も残っている。

 

土地と水が少ない事から井戸を二階建てにした二階井戸など他の場所では見れないようなものが各所に点在している。

尾道を訪れた際は観光名所を回るだけではなく、自分の足で歴史を探すのも面白いかもしれない。